SIBOと甘味料の関係:選び方の注意点

甘味料の種類と量を比較する食卓

糖質を控えたいときや、料理に甘みを加えたいときに活躍する甘味料ですが、SIBO(小腸内細菌増殖症)の症状が気になる方にとっては、種類によって注意が必要とされています。

この記事では、SIBOの観点から見た甘味料の選び方について紹介します。

1.注意したいポリオール系甘味料

FODMAPの分類の中で「ポリオール」と呼ばれる糖アルコールの仲間は、小腸で吸収されにくく、大腸で細菌に発酵されやすい性質があるとされています。そのため、SIBOの症状がある方は摂りすぎに注意が必要です。

  • ソルビトール:桃やりんご、一部のダイエット食品に使われることがある甘味料
  • マンニトール:きのこ類や一部の野菜、ガムなどに使われることがある甘味料
  • キシリトール:ガムや歯磨き粉などに使われることが多い甘味料
  • エリスリトール:比較的お腹への影響が少ないとされていますが、量によっては症状が出ることもあるとされています

2.比較的取り入れやすいとされる甘味料

  • メープルシロップ:適量であれば、低FODMAPの甘味料として紹介されることが多い食品です
  • 砂糖(ショ糖):適量の使用であれば、低FODMAPとされています
  • ステビア:植物由来の甘味料で、比較的お腹への影響が少ないとされています

甘味料の種類と量を比較する食卓

3.注意すべき「はちみつ」と果糖

はちみつは果糖(フルクトース)を多く含み、高FODMAP食品として扱われることが多い食品です。同様に、果糖ぶどう糖液糖を使った清涼飲料水や加工食品も、摂りすぎに注意が必要とされています。

4.甘味料選びの実践的なポイント

市販のお菓子や飲料、ガムなどには、「ソルビトール」「マンニトール」「キシリトール」といった表示があることがあります。SIBOの症状が気になる方は、購入前に原材料表示を確認する習慣をつけるとよいでしょう。また、同じ甘味料でも量によって症状の出方は異なるとされているため、少量から試して自分の体の反応を確認することも大切です。

まとめ

SIBOの症状が気になる方は、ソルビトールやマンニトール、キシリトールといったポリオール系の甘味料の摂りすぎに注意し、メープルシロップや砂糖、ステビアなど比較的取り入れやすいとされる甘味料を、量に気をつけながら活用するとよいでしょう。原材料表示を確認する習慣や、自分の体の反応を見ながら量を調整することもあわせて意識してみてください。症状が強い場合は、自己判断せず医師や管理栄養士に相談することをおすすめします。

関連ページ